砂糖不使用なのに甘いのはなぜ?甘酒の栄養を管理栄養士がズバリ解説!

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管理栄養士のはるです。
料理に役立つ豆知識を紹介します♪

今回は、甘酒についてです!

原材料は「お米と米麹」だけ。
それなのに、スイーツのようなしっかりとした甘みがあるのはなぜでしょうか?

その答えは、麹菌が持つ「酵素の力」にあります。

「甘い=砂糖」という常識を覆す甘酒の正体とは? 管理栄養士が、その栄養価と、体に嬉しいメリットを科学的に、かつ噛み砕いてお伝えします!

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なぜ甘いの?その秘密は「お米の変身」にあり!

甘酒(米麹甘酒)の原材料は、基本的にお米と米麹だけ。 それなのにスイーツのような甘さがあるのは、発酵の過程で「デンプンがブドウ糖に分解されるから」です。

麹菌が持つ「魔法のハサミ(酵素)」

米麹には、「アミラーゼ」という消化酵素がたっぷりと含まれています。 このアミラーゼが、お米に含まれる「デンプン」をチョキチョキと細かく切り刻んでくれるのです。

  • デンプン(お米): 長い鎖のようにつながった状態。そのままでは甘くない。
  • ブドウ糖: ハサミでバラバラにされた最小単位。舌が「甘い!」と感じる正体。

「ご飯をずっと噛んでいると甘くなってくる」という経験はありませんか?あれは唾液の中のアミラーゼがデンプンを分解しているから。甘酒は、麹の力を使って、口に入れる前にあらかじめその作業を終わらせてくれている状態なんです!

2. 「白砂糖の甘さ」と「甘酒の甘さ」の違い

  • 白砂糖(ショ糖): 効率よくエネルギーになりますが、急激に血糖値を上げやすい性質があります。
  • 甘酒の甘み(ブドウ糖): 自然な分解プロセスを経て生まれるもの。さらに、甘酒にはビタミンやアミノ酸も一緒に溶け込んでいるため、体への吸収が穏やかで、満足感が持続しやすいのが特徴です。

ここがすごい!甘酒の栄養

① エネルギー代謝を助ける「ビタミンB群」

甘酒にはビタミンB1、B2、B6などが豊富です。これらは糖質や脂質の代謝をサポートし、疲労回復や肌のターンオーバーの正常化に欠かせません。「なんだか元気が出ない」という時にぴったりのドリンクです。

② お腹の中から整える「菌活パワー」

麹菌が作る「オリゴ糖」や「食物繊維」は、善玉菌のエサになります。腸内環境が整うことで、便秘解消や免疫力アップが期待できます。

③ 脳と体のガソリン「ブドウ糖」

麹の酵素が米のデンプンを分解してできたブドウ糖は、吸収が非常にスムーズです。集中力を高めたい朝や、食欲がない時の栄養補給に最適です。

④ 美容に嬉しい「コウジ酸」

麹に含まれるコウジ酸には、メラニンの生成を抑える働きがあると言われています。「飲む美容液」と呼ばれる所以はここにもあります。

甘酒の種類

米麹甘酒: アルコール0%、砂糖不使用。お子様や妊婦さんも安心。お米由来の自然な甘みが特徴。

●酒粕甘酒: 酒粕を水で溶き、砂糖を加えたもの。微量のアルコールを含む場合があるが、酒粕特有の栄養(レジスタントプロテインなど)が豊富。

ダイエット中や血糖値を気にされる方には「米麹甘酒」を、コクと香りを楽しみつつ体を温めたい方には「酒粕甘酒」をおすすめします!

甘酒レシピ

甘酒を砂糖の代わりに使うことで、栄養も摂れて罪悪感ゼロで甘さを味わうことができます!
「体にいいのは嬉しいけれど、この甘さは太りそうで心配…」という方も安心して使えます。

ただし、糖質は多く含まれているので摂りすぎには気を付けましょう。
1日コップ1杯程度(約200ml)を目安に取り入れるのがオススメです。

甘酒で作る無水トマトカレー|炊飯器レシピ – 管理栄養士はるの『簡単・本格レシピノート』

甘いものはやめられないけど、健康が気になる」という方は

  • ヨーグルトのソースとして
  • お砂糖の代わりに卵焼きや煮物に入れて
  • スムージーの甘み付けに
  • スイーツ作りに

活用してみてはいかがでしょうか!

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