【71品目】
管理栄養士のはるです。
『簡単で本格的な共働きレシピ』を紹介します♪
今回は、青森の郷土料理『けの汁』の作り方です!
冬の寒い時期に体が温まる一品です。
このレシピではみそベースにしましたが、しょうゆベースや酒かすを入れてもおいしく作れるので、お好きな味付けで作ってみて下さい。
【このレシピをオススメする方】
●野菜をたくさん摂りたい方。
●食欲がない時でも食べやすいものを作りたい方。
●ヘルシーで栄養が摂れる汁物を作りたい方。
このレシピでは野菜を1人150g摂ることができます!
「健康日本21(第二次)」では、生活習慣病などを予防し、健康な生活を維持するための目標値の一つに「野菜類を1日350g以上食べましょう」と掲げられています。
けの汁とは?
けの汁は津軽地方の代表的な郷土料理です。
諸説ありますが、津軽の方言で「粥(かゆ)」を「け」と呼ぶことから「かゆの汁」とされています。
米が貴重だった時代に刻んだ具材を米に見立てて食べたそうです。
小正月に一年の無病息災を願っていただく精進料理で「津軽の七草がゆ」とも呼ばれ、家庭の女性が小正月にくつろぐためにつくりおきする保存食でもあり、鍋に大量につくり、4日も5日も温めなおして食べる習慣があります。
家庭ごとに食材やつくり方が異なる「おふくろの味」で、地元では女性が集まれば「けの汁談義」がはじまるほどだそうです。
大量の根菜や山菜、きのこ等が細かいさいの目に刻まれているのが特徴です。
主な使用食材は大根、人参、ごぼう、わらび、ふき、油揚げ、凍み豆腐、大豆、昆布、味噌ですが、今回は山菜は使わずに手に入りやすい野菜を選びました。その中でも煮込むと軟らかくなって食べやすい野菜を使用しました。
出典:農林水産省Webサイトhttps://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/kenojiru_aomori.html
材料(2人前)
・大根 150g
・白菜 80g
・にんじん 50g
・なす 1/2本(50g)
・しめじ 1/4パック
・大豆(水煮) 30g
・油揚げ 1/2枚
・和風顆粒だし 4g
・みそ 大さじ1
・水 400ml
作り方
①大豆の水煮以外の食材を全て約1㎝角に切る。
②鍋に水(400ml)、和風顆粒だし(4g)、大豆の水煮(30g)、①で切った材料を全て入れて中火で15分間煮込む。
③火を止めてみそ(大さじ1)を溶き入れる。
④器に盛り付けたら完成。
もともとは小正月の料理ですが、日常のごはんにも取り入れやすい一品となっています!
ぜひ、お好きな野菜を入れて味わってみて下さい♪
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フライパンで作る『鮭のちゃんちゃんホイル焼き』|マヨネーズがけレシピ! – 管理栄養士はるの『簡単・本格レシピノート』 (kobanogohan.com)
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