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管理栄養士のはるです。
料理に役立つ豆知識を紹介します♪
今回は、『ハンバーグの生焼けを防ぐために中まで火を通すコツ』についてです!
料理の代表的な失敗例として「生焼け」、「火が通っていない」があげられます。
生焼けは誰もが経験したことがあるのではないでしょうか。
鶏や豚のグリルの場合は切って中を確認すればいいですが、ハンバーグの場合は切ってしまうと肉汁が漏れ出したり、見栄えが悪くなってしまいますよね。
そこで生焼けの心配をなくすために、ハンバーグを作る時の中まで火を通すコツを解説します。
また、ハンバーグをおいしく作るためのワンポイントアドバイスもご紹介しています。
しっかりと焦がさずに火を通して食中毒を防ぎましょう!
中まで火を通すためのコツ4選
①肉だねの中央をへこませる
お肉は加熱すると縮む性質があるので、ハンバーグも外側から内側に向かって徐々に縮み、中央が盛り上がる状態になります。中央だけがふくらんでいると均等に火が通らないため、中央にくぼみをつけて火の通りをよくしましょう。
また、へこませないとひび割れやすいので、肉汁の流出を防ぐためにもひと手間加えましょう。
②火加減に気を付ける
強火で焼くと中まで火が通る前に外側は焦げてしまいます。
中火で焼いて表面に焼き色が付いたら、ひっくり返して水分を入れてフタをし、じっくりと蒸し焼きにすることで中までしっかりと火を通すことができます。
和風ハンバーグの場合は日本酒、デミグラスソースハンバーグの場合はワインで蒸し焼きにすると、さらにおいしく仕上がります。
③オーブンや電子レンジを使用する
フライパンの加熱だけでは心配な方は、両面に焼き色を付けたら、200℃で余熱したオーブンで10分間焼きましょう。
電子レンジの場合は、フライパンで焼いた後にハンバーグを耐熱皿に移して、ふんわりとラップをして600wで1分間加熱しましょう。
④火が通っているか確認する
●肉汁の色で確認する方法
つま楊枝を刺して肉汁が透明になっているかを確認します。肉汁が赤い場合は中まで焼けていないのでさらに加熱が必要です。
つま楊枝がない場合は、箸でハンバーグの表面を軽く押して肉汁の色を確認しましょう。
●中心温度計を使って確認する方法
食中毒の原因となる多くの病原体は75℃で1分以上の加熱で死滅します。
なので中心温度計をハンバーグに刺して75℃以上になっているかを確認しましょう。
中心温度計はハンバーグ以外にも鶏や豚のグリル、メンチカツ、とんかつ、焼き魚など様々な料理にも使えます。家庭に1つあるととても便利です。
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メンチカツやハンバーグなどの生のひき肉から作られる製品は、動物の種類に関わらず、ひき肉に付着している病原体が中心部まで入ってしまいます。多くの病原体は75 ℃で1分間以上の加熱で死滅することから、中心部までしっかり火を通すことが重要です。
出典:厚生労働省ホームページhttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000049964.html
ハンバーグをおいしく作るためのワンポイントアドバイス
①肉ダネを粘り気が出るまで混ぜる!
ひき肉に塩を加えて混ぜることで、粘り気が出てまとまると共に焼いても形が崩れず、肉汁の流出も防げます。
十分に粘り気が出たら、玉ねぎ、ワイン、酒、つなぎの卵、片栗粉などを加えて混ぜるのがオススメです。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
ひき肉をおいしく料理する方法|粘り気が出るまで混ぜるとは? – 管理栄養士はるの『簡単・本格レシピノート』
②肉ダネを作ったら、焼く前に両面に薄力粉をまぶす!
薄力粉をまぶすことで肉汁を閉じ込めておいしく作ることができます。
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いかがでしたか?
安全においしく料理するためにもぜひ実践してみて下さい!
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